空から降ってきたようだね

出勤直後、玄関から道路に出ようとすると、どこかで猫の鳴き声がするのでそのもとをたどってみるとゴミ捨て場の横にうずくまっているグレーの子猫がいた。よく見るとそのグレーなのは薄汚れているからで目やにもびっしりついており全体的によろよろと足下がおぼつかない感じ。これはと思い、家にいた彼女を呼んでそれを見せ、子猫にご飯をあげてもらった。なんだか空から突然降ってきたようだねと言うと、それはこの子猫を拾うというフラグなのでは?と返された。
その後子猫は近くにある公園に放たれ(この公園には野良猫が数匹たくましく生きている)、近所の人たちがどこの子だろうなどと話しながらその周りを囲んでいたらしい。夕方にはもう鳴き声もなかったというからどこかの誰かにもらわれていったのでしょう。

テルテルポーズ

路字」や「エクス・ポ」の編集をされている藤原ちからさんのメディア「テルテルポーズ」に参加しました。
最近何かとお世話になっているアイデア編集部の古賀さんと「歴史」について対談しています。我ながらでかい話題だなー。そして古賀さんのなんとクレバーなこと! 
今回はぼくが文章構成も行っていて、その点に関していろいろ反省もあり、それは最後きれいにまとめすぎてしまったことなんですが、対談ならではの揺れる論旨というか、揺れつつ保留しつつ食い違いつつもがんがん進行する、会話のある種の乱暴さみたいなものが誌面に全く出せなかったことが悔しい。話し手同士の主体のぶつかり合いではなく、会話自体がうねる主体であるような感じは、あらためてテープを聴きながら思ったこと。話をしている最中は脱線してるなと感じていても、あとで振り返ると「全部つながってる」という驚きがある。…と、なかなか面白い経験でした。とにかくこうやって言葉にする、振り返るってことはこれからも続けていかないとね。

He+Me=2の第2号が出ました。

下北沢の喫茶店いーはとーぼが発行するHe+Me=2の第2号が出ました。今回は本体表紙含め32ページ+別冊付録16ページ。前回は全体で16ページだから、かなりの増ページなのです。しかも予定より一ヶ月早い発売で、いーはの今沢さんはじめ編集スタッフもノリノリ。反省する間もなく次が出るってのはとてもいいことですね。今回は、テーマ=自転車、モード=「どこへ出しても、恥ずかしい…」なんだけど、自転車はほとんど出てこないし、執筆したみんなは「恥ずかしい」に反応したようで、ほとんどそっちがテーマになってしまっている。このように毎回テーマ×モードという形式をとっていいて、雑誌なんかで言うとテーマは変わるけどモードは変わらないのが普通だけど、He+Me=2はモードも毎回変わるのです。
お求めはいーはとーぼ店頭で200円(メニュー全品200円引きの割引券なので実質タダ…)。

ブログをはじめました。

先に、半ばテスト的に上げたのは、言葉が既に持っている内容の質感をあえてタイポグラフィでずらしていく試みの、習作です。とまあこんな感じで淡々とそして唐突に、日々の活動を上げていこうと思います。どうなることやら。